FXを始める前に知っておくべきこと










近年、FXには投資取引の初心者の方が多く参加しています。特に、主婦の方で投資に興味をもって始めてみる方もたくさんいらっしゃいます。
アルバイトやパートと同じように、FXでも副益を出すことは可能で、しかも外に出ることなく利益を上げることが出来るので、子育てなどで時間がない場合でも、効果的に稼ぐ手段として人気が出ているようです。
しかしながら、FXは金融商品であり、自分の資金を元に投資を行って運用していくものになりますから、それなりのリスクがあり、またある程度の知識や経験も必要になってくることも間違いありません。
まず初めに、FXとはどういうものであり、そのメリットとデメリットがなんであるのかをよく理解した上で始めてみても遅くはないと思います。

FXは、2つの通貨を売買し、為替レートの変動を利用して利益を上げていく投資取引になります。簡単に言えば、安くものを仕入れて高く売り、高く買く売った物を安く買い戻して利益を得ていきます。
例えば、たくさんの収穫で安くなったリンゴを安く買っておき、品薄になったら高く売る、、高く売ったリンゴの利益でまた安くなったリンゴを買い戻す、という事を繰り返していくという事になります。
もちろん、これにはリスクがあり、安くリンゴを買ったのに、別の業者がもっと安くリンゴを売り始めてしまったら、自分が買った値段よりも安くしなくては売れませんし、高く売ったリンゴの値段がいっこうに下がらず、ますます上がった状態なのにどうしてもリンゴが必要になりもっと高い値段で買わなくてはならない状況になったり、という事も起こり得るのです。
つまり、FXでは利益を得ようとしたのと同じ分だけ損失を被る危険性があるのです。

こうしたことが基本になりますが、実際はそれを通貨で行いますので、その通貨に対する知識や、通貨が売れる状態かどうかを表す為替相場の値動きを観察したりしなくては、利益を得ることが出来ません。
リンゴの例えで言えば、これから雨続きでリンゴが取れそうにないので、先に買っておこうとか、豊作であまりそうだからそうなる前に売ってしまおうとか、そういう予測を自分なりに立てていく必要があるのです。

このようにして、FXに詳しくなってくると、だんだんと利益を上げられるようになってきますが、利益が出るようになった場合にはまた注意が必要になります。

扶養家族になっている場合は、利益が上がってたくさんお金が儲かるようになると、税金の面から扶養を外れてしまうことがあります。

例えば配偶者控除ですが、パートやアルバイトなどの給与での収益の場合には、年に103万を超える場合はこの控除の対象から外れます。
しかし、FXで上げた収益については、年に38万円を超えた場合には確定申告の必要があり、配偶者の所得税の控除が受けられなくなってしまうので、家計全体の収益から考えるとマイナスになることもあるのです。
また、利益がもっと上がっていくと扶養対象外となり、配偶者の社会保険や厚生年金の補助を受けられなくなる可能性もあります。こうなると自分で年金や保険を払うことも考えていかねばならず、それを加味して家計を考えていかなくてはならないのです。

なるべく家族に内緒に、お小遣いを稼ぐ感覚でFXを始めることも、決して悪いことではありません。しかし、先のように損失を出してしまう可能性があることや、確定申告の事、保険、年金、所得控除にまでかかわってくる可能性があるので、始める前には、きちんとした知識を持って段取りを踏むべきでしょう。
FXは金融商品であり、ギャンブルやゲームとは違うれっきとした投資取引であることを忘れてはいけません。